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社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の方への接し方とサポートの方法(体験談)

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セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです

 今回は,「社会不安障害(SAD)の方への接し方とサポートの方法」について,社会不安障害を経験・克服した私の体験談に基づいてアドバイスをさせていただきます。

目次

社会不安障害(SAD,対人恐怖症)とは??

 「社会不安障害」とは,ひとことでいえば「対人恐怖症」「あがり症」のことです。

 大勢の人の前で発表を行う時など,主に人から注目を浴びる場面で過度に緊張してしまい,さまざまな症状を伴う病気です。

 社会不安障害は,英語でSocial Anxiety Disorderと表記され,SADと略されます。

 最近では,“社交”不安障害とよぶのが一般的です。

 社会不安障害(SAD,対人恐怖症)について,詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の方への接し方とサポートの方法(体験談)

家族が社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の場合

 最も大切なのは,家族のサポートだと思います。

 人生において,一番深く関わる存在だからです(接する時間が短くても,重要な存在であることに変わりはありません)。

プライドを傷つけない

 社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の方は,比較的プライドが高いと思います。

 プライドが低ければ,他人の目や評価を気にし過ぎる必要はないからです。

 本人のプライドを傷つけたり,不安をあおるような言動は控えてください。

 プライドを傷つけて,不安を煽るようなことをすれば,より相手に対して構えるようになってしまい,病気を悪化させてしまいます。

治療をすすめる

 もし,あなたの子どもが社会不安障害(SAD,対人恐怖症)だった場合,早期治療が有効です。

 子どもが,社会不安障害の可能性があったとしても,本人が性格の問題だと思っていることが少なくありません(私はまさにそうでした)。

 その場合は,子どものプライドを傷つけないように,穏やかに病気の可能性について説明してあげてください。

 その際,「治療をしないとダメ」ではなく,治療をすることで得られるメリットを説明してあげてくださいね。

差別や偏見をもたない

 私の家族は,どちらかといえば精神疾患に偏見をもっていて,とくに男性が弱音を吐くことはみっともないと考えるような家庭でした。

 私もその影響を受けていて,あがり症である自分の弱さを恥じていました。

 もし,家族が理解してくれて精神的に支えてくれる存在だったら,どれだけ心強かっただろうと思います。

 さて,このことからも親や家族が心療内科や精神科などに対して偏見をもっていると,治療の足を引っ張ってしまうことが分かりますね。

 差別や偏見というものは口にしなくても自然と子どもに伝わります。

 差別や偏見がある場合は,それを正直に受け入れて,本などで病気についてしっかり学んでから子どもと向き合う必要があります。

 とはいっても,本人が心療内科や精神科に行く事に抵抗があることは多いようです。

 その場合は,まずご家族の方が先に病院に行って,子どもの症状を相談してみると良いでしょう。

友人が社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の場合

友人を助けたい場合 

 友人を助けてあげたいのなら,常に励ましてあげてください。

 大勢の前での発表やプレゼンの後は,たとえ緊張していたように見えても,

 「全然緊張しているように見えなかった」

 「すごく上手くできていたね」

 と褒めてあげてください。

 褒めるのが難しい出来であった場合も,本人は周りからどう思われるかを気にしていますから,

 「そこまで酷くは見えなかったけどなあ」

 「全然大したことないよ」

 と言ってあげてください。

 何度も聞かれるかもしれませんが,何度もそう言ってあげてください。

 気を遣って話を逸らしたり,変えたりする対応は「触れられないくらい酷かったんだ」と思わせてしまうのでおすすめしません。

嫌いな友人の場合

 当然のことながら,嫌いな友人と無理に仲良くなる必要も近づく必要もありません。

 関わらなければ良いだけなので,その人を攻撃したり,傷つけるようなことはやめてください。

 これは病気に関わらず,大人のマナーですね。

恋人・配偶者が社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の場合

 パートナーが落ち込んでいると,こちらもつらいですよね。

 相手を肯定して,褒めてあげてください。

 社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の方は,一般的に褒められた経験が少なく,

 「自分は皆から嫌われている」

 「敵意を抱かれている」

 というような思い込みを抱いていることが少なくありません。

 どんな時も,あなたの味方であるということをしっかり伝えて安心させてあげてください。

 ただし,社会不安障害の方はうつ病やうつ状態を併発しやすい傾向があるので,

 最も近くにいる恋人や配偶者の方も一緒にしんどくなってしまうことがあるかもしれません。

 病気はあなたのせいではありませんし,簡単に治せるものでもありません(簡単に治るなら医者もカウンセラーも必要ありませんね)。

 ですから,責任を感じ過ぎずに,自分にも優しく接してあげてくださいね。 

 パートナーはあくまで互いに支え合える存在です。

 一方が依存しすぎている関係では,いずれ壊れてしまいます。

 あなたが病気になったり,落ち込んでいる時には,あなたを助けてくれるからこそ大事にし続けられるのです。

最後に

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の方を中心とした考え方をご紹介させていただきましたが,

 精神疾患を患っている方だけが特別というわけではありません。

 もちろん,特別な配慮ができることが望ましいですが,基本的には他の方と同じように接すればよいと思います。

 いつまでも誰もが優しく丁寧に接してくれるわけではありませんし,

 病気はあなたのせいでもなく,あなたが治してあげないといけないものでもありません。

 社会不安障害を克服するためには,治療も含めて本人の努力と意思が必要不可欠です。

 そして,どんな人であっても,イタズラにプライドを傷つけないことは大切ですから,

 上で述べた事は普段のコミュニケーションにおいても有用だと思います。

 ※すべてに共通することですが,社会不安障害(SAD,対人恐怖症)は “病気” ですから,本人の許可なく勝手に病気であることを(守秘義務のある医師やカウンセラー以外の)第三者に話すのはやめてくださいね。

 他にも上司や部下,親戚などの様々なパターンがあると思います。

 あなたの状況に最も近いパターンを参考にしてみてください。

セシル

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【参考文献】

貝谷 久宣 (監修) (2017) . 社交不安症がよくわかる本
  講談社

木村 昌幹 (2009) . 精神科医が書いたあがり症はなぜ
  治せるようになったのか 現代書林

岡田 尊司 (2019) . 社交不安障害——理解と改善のための
  プログラム—— 幻冬舎

清水 栄司 (2014) . 自分で治す「社交不安症」 法研

山田 和夫 (監修)・山田 和惠 (監修協力) (2014) .
  図解 やさしくわかる社会不安障害 ナツメ社

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