『不安障害』を克服しても『HSP』は残る(体験談)

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セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

 私は,約30年かけて『社会不安障害(SAD)』を克服することができました (^^♪

 今回は,「『不安障害』を克服しても『HSP』は残る(体験談)」についてお話しさせていただきます。

目次

『不安障害』を克服しても『HSP』は残る(体験談)

 私は,約30年以上かけて『不安障害』を克服しました!!

 私の場合は,『社会不安障害(SAD,社交不安障害)』だったので,主に「スピーチ恐怖」,「対人恐怖」,「赤面恐怖」の症状に苦しんでいました。

 最初に克服することができたのは「対人恐怖」でした。

 私は,学生時代,中高一貫の閉鎖的な環境で過ごしたため,初対面の人と関わることが大の苦手でした。

 また,中高6年間男子校だったため,同世代の女性と話した経験がありませんでした (^_^;)

 女の子の友達は0人で,通学路かテレビの中でしか見た事がない存在でした。

 女性に関心がないわけではなかったのですが,『女性恐怖症』になり,挨拶をすることも,目を合わせることもできないほどの重症でした。

 ですが,地道に努力を重ねて,『女性恐怖症』を克服することができました。

 克服した方法については,下記の記事で詳細にお話しさせていただいておりますので,ぜひご覧くださいませ (^^♪

 そして,最大の恐怖として「スピーチ恐怖」「赤面恐怖」にとても苦しんでいました。

 文字通り,人前で話す場面で異常に緊張していましたし,注目を一斉に浴びると顔が真っ赤になってしまって,笑われたこともあり,ずっとコンプレックスでした。

 これらをどうやって克服したかというと,”荒治療” になります。

 私は大学で心理学を専攻し,大学院に進学して研究に励んでいたので,ゼミ発表はもちろん,学会発表も避けられませんでした。

 最初は,壇上に立つだけで,声も手も震え,息ができないほどに緊張しました。

 それでも何度も発表しなければならないので,人より遥かに遅れながらも少しずつコツを掴んでいきました。

 発表やプレゼンテーションは,今でも緊張しますが,やる時は割り切ってやります。

 顔が真っ赤になっても,緊張していることがバレても良いと思っています。

 そんなこんなで,私は『社会不安障害』を克服することができました。

 『社会不安障害』を克服できた私ですが,「緊張」や「不安」を全く感じなくなったのかというと,そんなことはありません。

 初対面や同世代の女性と接することができ,発表やプレゼンテーションをしなければならない時は頑張れるようになったのですが,

 相変わらず,繊細な気質である『HSP』の特性は残ったのです。

 『HSP』とは,Highly Sensitive Personの頭文字をとった略語です。

 『不安障害』の頃のように,未来を予測しすぎてしんどくなってしまう「予期不安」はほとんどなくなったのですが,現在進行形の “刺激” には相変わらず敏感なのです。

 人混みなどの情報量の多い場所は苦手ですし,テレビや動画の音量は小さめにします。

 ド迫力の映画館も基本的に苦手です (^_^;)

 仲の良い人がパニックを起こすと,私自身もしんどくなってしまうこともあります。

 『HSP』は個性であり,才能であると言われておりますが,やっぱり人間関係では苦労します。

 そんな私が,いま最も大事にしているのは『スルースキル』です。

 『スルースキル』とは,誰かに失礼なことや嫌味を言われたりした時に上手く受け流す “スキル” のことです。

 心無い言葉に敏感に反応してしまわないために,HSPの方にとって必要不可欠なスキルだと思います。

 そして,何より大切なことは,自分が『HSP』だということを知り,『HSP』の性質について深く学ぶことです。

 『HSP』は病気ではなく,治せるものではないため,治そうとしても苦しみ続けるだけだからです。

 『HSP』であることが本来の自分なのですから,自分を上手に操縦していくことを学んだほうが生きやすくなります🍀

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,「『不安障害』を克服しても『HSP』は残る(体験談)」についてお話しさせていただきました。

 あくまで,私の体験談なので,『HSP』ではあっても『不安障害』ではないという方もいらっしゃると思います。

 ただ,この2つの概念は非常によく似ているため,『HSP』ゆえに『不安障害』を発症する方もいれば,『不安障害』であり『HSP』でもあるという方も少なくないと思います。

 治療で改善できる病気の部分と上手に付き合っていく個性の部分を見極めれば,きっと生きやすくなりますよ🍀

セシル

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【参考文献】

福西 勇夫 (監修) (2008) . 不安障害がよくわかる本
  主婦と生活社

福西 勇夫 (監修) (2019) . ウルトラ図解 不安障害と
  パニック——正しく理解して対応・克服する
  ためのガイド—— 法研

貝谷 久宣 (監修) (2017) . 社交不安症がよくわかる本
  講談社

上戸 えりな (2019) . HSPの教科書——HSPかな?
  と思ったら読む本—— クローバー出版

木村 昌幹 (2009) . 精神科医が書いたあがり症はなぜ
  治せるようになったのか 現代書林

岡田 尊司 (2019) . 社交不安障害——理解と改善のための
  プログラム—— 幻冬舎

清水 栄司 (2014) . 自分で治す「社交不安症」 法研

武田 友紀 (2018) . 「気がつきすぎて疲れる」が驚く
  ほどなくなる「繊細さん」の本 飛鳥新社

山田 和夫 (監修)・山田 和惠 (監修協力) (2014) .
  図解 やさしくわかる社会不安障害 ナツメ社

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