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私が『不安障害』で病院に行ったきっかけ(体験談)

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セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

 今回は,「私が『不安障害』で病院に行ったきっかけ(体験談)」についてお話しさせていただきます。

目次

私が不安障害で病院に行ったきっかけ(体験談)

 私が正式に『不安障害』の診断を受けて治療を始めたのは20代後半からです。

 きっかけは大学院の学生相談室でした。

 大学院生の頃,ブラック研究室でのハラスメントや嫌がらせに苦しんだ私は,学生相談室でカウンセリングを受けることにしました。

 学内の無料カウンセリングは何度も受けたことがあったのですが,この時が最も精神的に衰弱しており,カウンセラーの先生に「死にたい」と漏らしてしまいました。

 カウンセラーの先生は,私の話をすべて聞いたうえで,精神科を受診するように勧めました。

 私は頑なに拒否をしたのですが,カウンセラーの先生は私を説得し続けて譲りませんでした。

 押し問答を繰り返すなかで,私が折れて,学内の精神科医の先生が作成してくれた紹介状をもって,心療内科・精神科を受診することになりました。

 そして,初診日に『不安障害』と診断されました。

(※主治医の先生からは『社交不安障害』と言われましたが,診断書には『不安障害』と記載されております)。

 その日からSSRIという薬の1つである「ジェイゾロフト(セルトラリン)」を処方され,それから約2年間服用しました。

私の中にあった偏見と抵抗

 当初,私は心療内科・精神科に通院することに非常に抵抗がありました。

 「薬には頼りたくない」,「副作用が気になる」,「お金がかかる」,「病気と思われたくない」などという思いがありました。

 また,男性として,自分の弱さを認められないという心理もあったと思います。

 重度の『うつ病』ならば,さすがに精神科の受診率は上がるかもしれませんが,

 私のように『不安障害』という病気を知らずに,自分の性格や弱さの問題だと思い込んで,心療内科・精神科を受診していない方は多いかもしれません。

 とくに,『社会不安障害(SAD,社交不安障害)』は,いわゆる「あがり症」や「対人恐怖症」などと言われ,自分に責任を求めがちになりますよね。

 しかし,それだと余計に自信を失って,病気が悪化してしまう負のループに陥ってしまいます。

 「努力が足りない」,「努力すればいつか治る」,「本来の自分を発揮できる」と思い続けて,どれだけ頑張ってもいつまでも治らなかったのが当時の私です (^_^;)

まとめ

・病院に行ったきっかけはカウンセラーに説得されたから

・最初は心療内科・精神科で治療をすることに抵抗があった

・『不安障害』という病気を知らず,性格や弱さの問題と思い込んでいて,治療するという発想に至らなかった

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,「私が『不安障害』で病院に行ったきっかけ(体験談)」についてお話しさせていただきました。

 心療内科・精神科といっても,ほとんどは普通の内科と同じような雰囲気です。

 当時の私と同じような状況の方は,一度受診されて見ても良いと思いますよ (^^)

 合わなければ次回以降の通院はやめれば良いですし,

 継続して通院することになっても,あなたのための投資ですし,『自立支援医療』という制度(※精神通院の医療費が1割負担になる)もあります。

 また,私は自分自身の状態や病気のことを正しく理解することがとても大切なことだと思っています。

 『不安障害』が過去のトラウマ等を原因とした脳の病気であるということが分かれば「ああ,仕方なかったんだな」と思えます。

 『Cecil Lab(セシルラボ)』では,『不安障害の体験談』を中心にたくさんの記事を発信しておりますので,ぜひ参考に見てみてくださいね (^^♪

 同じように心に生きづらさを抱えている方々が,ほんの少しでも生きやすくなれば嬉しいです🍀

セシル

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【参考文献】

福西 勇夫 (監修) (2008) . 不安障害がよくわかる本
  主婦と生活社

福西 勇夫 (監修) (2019) . ウルトラ図解 不安障害と
  パニック——正しく理解して対応・克服する
  ためのガイド—— 法研

貝谷 久宣 (監修) (2017) . 社交不安症がよくわかる本
  講談社

木村 昌幹 (2009) . 精神科医が書いたあがり症はなぜ
  治せるようになったのか 現代書林

岡田 尊司 (2019) . 社交不安障害——理解と改善のための
  プログラム—— 幻冬舎

清水 栄司 (2014) . 自分で治す「社交不安症」 法研

山田 和夫 (監修)・山田 和惠 (監修協力) (2014) .
  図解 やさしくわかる社会不安障害 ナツメ社

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