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心理学『透明性の錯覚』:バレているようでバレていない!?

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セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

 今回は,「心理学『透明性の錯覚』:バレているようでバレていない!?」についてご説明させていただきます。

目次

心理学『透明性の錯覚』:バレているようでバレていない!?

 『透明性の錯覚』とは,「自分の心の中が相手に見透かされていると過大評価してしまう」という人間の心理です(鎌田,2007)。

 『透明性』が,相手に自分の心の中を見透かされる性質を意味しており,『錯覚』が見透かされていると錯覚する(誤解する)という意味です。

 人は,実際以上に自分の心の中が相手に伝わっていると誤解する傾向があることが心理学の研究で明らかにされております。

 この『透明性の錯覚』は,日常生活や社会生活において頻繁に起こります。

 たとえば,初対面の方たちとの飲み会で緊張している場面や,片思いの相手に対する気持ちなど,相手や周囲の人たちに自分の気持ちがバレていると感じたことはありませんか?

 実際は,あなたが思うよりも,他の人はあなたの気持ちについて理解していません。

 たとえ,あなたの緊張が相手に伝わっていたとしても,相手にあなたの気持ちがすべて伝わっているとは限りません。

 あなたが,つらい気持ちを抱えている時も同様に,相手はあなたのつらさを完全には理解できないということが頻繁に起こり得ます。

 心理学者は,「人の心が読める」と言われることがありますが,”超能力” や “魔法” でも使えない限り,人の心を見透かすことはできません。

 人間である限り,あなた自身も他の人の心を見透かすことができないように,他の人もあなたの心の内は分からないのです。

 『透明性の錯覚』の心理が教えてくれることは,人は「人の心を見透かすことはできない」ということに加え,そもそも他人のことにはあまり関心がないということです。

 つまり「気にしすぎる必要はない」ということです (^^♪

心理学『透明性の錯覚』:まとめ

『透明性の錯覚』とは,「自分の心の中が相手に見透かされていると過大評価してしまう」人間の心理である。

他人の心を見透かすことができないように,他人もあなたの心の中は見えない。

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,「心理学『透明性の錯覚』:バレているようでバレていない!?」についてご説明させていだきました。

 現代の科学技術では,人の心を完全に見透かすことは不可能ですから,周りの目を気にせず,自由に過ごしたほうが気楽だと思いますよ (^^♪

セシル

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【参考文献】

鎌田 晶子 (2007) . 透明性の錯覚——日本人における
  錯覚の生起と係留の効果—— 実験社会心理学研究,
  46 (1), 78-89.

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