心理学『自己効力感』とは?? 自己効力感を高める方法

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    セシル

    こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

     今回は,心理学『自己効力感』とは?? 自己効力感を高める方法についてご紹介させていただきます。

    目次

    自己効力感とは??

     『自己効力感』とは,「過去の実績に基づいて,あることが自分にはできると見なす信念」のことです(Bandura,1995; 玉瀬,2004)。

     分かりやすく言えば,過去の成功体験(たとえば,大学受験で志望校に受かったこと)によって,これから挑戦すること(たとえば,資格取得や昇進試験のための勉強)も努力してやり遂げることができるという信念です。

     『自己効力感』が高ければ,今後も積極的に課題に挑戦して成果を上げることに繋がりますが,『自己効力感』が低ければ,「自分にはどうせできないだろう」と思って,挑戦に対して消極的になってしまいます。

    自己効力感を高める方法

     『自己効力感』は,実績に裏打ちされた自信そのものですから,『自己効力感』を高めるためには成功体験が必要不可欠です。

     教育・発達心理学的に考えれば,最も良いのは,人生の初期段階である幼少期に『自己効力感』を築く,あるいは親が築いてあげることだと思います。

     ですが,現実はなかなか難しいですよね。

     幼い頃に自信がないと,大人になってからもそのまま引きずってしまうことが珍しくありません。

     私自身も『自己効力感』が低いために,自信がもてなくて,常に不安でいっぱいでした(汗)

     それでも人より長い時間をかけてでも,ガムシャラに頑張り続けたことで,「志望する大学院に合格」したり,「論文が学会誌に掲載」されたりという成功体験を得ることができて,

     「自分にはその程度のことならできる」というように『自己効力感』を高めることができました。

     『自己効力感』は,とくに類似する課題に対して有効に作用しますから,勉強なら勉強,スポーツならスポーツ,恋愛なら恋愛というように,挑戦する分野における成功体験が重要です。

     また,人によって自分自身に求める基準はそれぞれ違いますから,小さな成功体験を積み重ねることも大切なことですが,高望みする場合は,大きな成功体験を1つ得ることで『自己効力感』を高めておくほうが後々有利です。

    まとめ

     いかがでしたでしょうか。

     今回は,心理学『自己効力感』とは?? 自己効力感を高める方法についてご紹介させていただきました。

     『自己効力感』は,努力と成果を上げることによって高めることができます。

     さまざまな事に挑戦するために,小さな成功体験を積み重ねることも大切ですし,高度な目標に挑戦し続けるために,大きな成功体験を得ることも大切です。

     あなたの人生がより良いものになるように願っております🍀

    セシル

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    【引用文献】

    Bandura, A. (Ed) . (1995) . Self-efficacy in Changing
      Societies
    . Cambridge University Press.

    玉瀬 耕治 (2004) . 第21章 ストレスと心理的障害
      ——心のトラブル—— 無藤 隆・森 敏昭・
      遠藤 由美・玉瀬 耕治 心理学 (pp. 449-469)
      有斐閣

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