
こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀
今回は,「一瞬で精神的に自立する方法(体験談)」についてお話しさせていただきます。
一瞬で精神的に自立する方法(体験談)
精神的に自立する方法には大きくわけて2種類の方法があります。
精神的に自立する方法:人生経験を積むこと(長期戦)

精神的に自立するためには,人生経験を積むことがとても大切です。
人生経験は,仕事,社会経験,受験,勉強,スポーツ,恋愛,人間関係などさまざまであり,そのなかには「成功体験」も「失敗体験」も含まれます。
「失敗体験」しかなければ,必然的に自信を失ってしまいますが,1つ「自分自身が納得できる成功」をおさめれば「失敗体験」も財産と思えるようになります。
最後に1つ成功することで,全てを成功のためのプロセスとして受け入れられるようになります。
まさに「終わりよければすべてよし」ということですね。
つまり,人生経験を積むなかで,挑戦して失敗したことは全て財産になりますから,決して落ち込み過ぎる必要はありませんよ。
一瞬で精神的に自立する方法:自分の指導者は自分自身であると悟ること

一瞬で精神的に自立する方法は,「自分の指導者は自分自身である」と悟ることです。
人生の初めは,誰もが両親や保護者に頼らなければ生きていくことができません。
しかし,いつまでも誰かにすがっていては精神的に自立することはできません。
では精神的に自立するのはいつなのかということをお話しさせていただきたいと思います。
自分の指導者は自分自身
私が大学院生の頃,指導教官が全く指導をしてくれませんでした。
お気に入りの学生は自分の研究のように指導をされていましたが,基本的には他の学生には無関心でした。
私は大学院を出てからも,良い指導者に巡り合うことができずに嘆いていました。
「指導者がいなければ,一人前になれるはずがない」
「指導者なしで指導者のいる人たちと戦って勝てるわけがない」
そう思い続けていました。
そして,ある先生に悩みを打ち明けました。
その方は,私と研究分野の違う先生であるため,研究指導をすることはできませんが,私が人として最も尊敬する人物でした。
その方から,
「研究者を目指すのなら指導者は自分自身です。指導する人は必要ありません。」
と言われ,この言葉で目が覚めました。
これまで,指導教官は私を見てくれず,私は父親を1歳の頃に亡くしたこともあり,まともに指導をしてくれる人は1人もいなかったのですが,
「自分の指導者は自分自身である」ということを悟ってからは,1人で精神的に自立して活動する基盤ができました。
たとえ,誰かが何か世話をしてくださったとしても,それは十分条件であって,必要条件ではないのです。
自立に対する勘違い
私は成功してから精神的に自立することができると信じていました。
しかし,実際は精神的な自立はそのプロセスの中にあります
私は「大学院に合格すれば自信をもてる」,「大学院を修了すれば自信をもてる」,「○○の資格を取れば・・・」と思っていましたが,実際はそうはなりませんでした。
たとえば,大学院に進学すれば,自分より優秀な人は5万といますし,環境も変わります。
何かを達成すると,成功の基準も一緒に上ってしまい,いつまでたっても自信がつかず,精神的に自立することはできませんでした。
「完全かつ確実に成功した!」と思えるまで,精神的に自立できない,自信をもつことができないのであれば,人生はずっとレベル上げを続けるだけのゲームになってしまうかもしれません。
もちろんそれは大切な事ですが,レベル上げはあくまで方法であって目的ではないのです。
まとめ
“心がけ1つ” で精神的に自立することができます。
想像してみてください。
生まれたばかりの子どもを育てるために必死で働いているシングルマザーの方,家族や兄弟の病気の治療費を稼ぐために必死で働いている方,孤立無援の状態で1人でがんばっている方,
しっかりされている方はたくさんいらっしゃると思います。
精神的に自立している方は「何が何でもやる」と心に決めていて,「達成する自分」を強くイメージできているのです。
つまり,精神的に自立するために必要なのは「能力」ではなく「覚悟」です。
決して簡単ではありませんが,「覚悟」は今この瞬間からもつことができます。
何事においても,まず覚悟を決めることが大切ですね。

誰にも認めてもらえなくも,誰にも分かってもらえなくても,「何があっても自分だけは自分を信じる」という強さは覚悟そのものです。
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