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社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の人がひきこもりになったらやるべきこと10選(体験談)

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セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

 今回は,「社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の人がひきこもりになったらやるべきこと10選(体験談)」をご紹介させていただきます。

目次

社会不安障害(SAD,対人恐怖症)とは??

 『社会不安障害』とは,ひとことでいえば『対人恐怖症』『あがり症』のことです。

 大勢の人の前で発表を行う時など,主に人から注目を浴びる場面で過度に緊張してしまい,さまざまな症状を伴う病気です。

 社会不安障害は,英語でSocial Anxiety Disorderと表記され,SADと略されます。

 最近では,“社交”不安障害とよぶのが一般的です。

社会不安障害(SAD,対人恐怖症)とひきこもりの関係について

 『ひきこもり』とは,仕事や学校などの社会生活を送らず,家の中にひきこもってしまうことです。

 ほとんど外出することがないか,自分の部屋からほとんど出てこないなどの場合があります。

 そして,社会不安障害の方がひきこもりになってしまうことが少なくありません。

 社会不安障害の方は,周囲や社会からの評価を恐れて,人目を避けてしまいがちだからです。

 また,周りの目を気にしすぎるあまり疲れきってしまい,ひきこもりになってしまうことも多いです。

 とくに,学校や職場などはしばらく休んでしまうと,余計に人目が気になって復帰しにくくなるということがあります。

 社会不安障害を患った私もかつてはひきこもりでした。

 高校を卒業してから2年間ひきこもり,その間の話し相手は,母親とカウンセラーの先生だけでした。

 周囲から「ひきこもり」と言われることがとてもつらかったですし,周囲の目や心無い言葉を恐れて,よりひきこもるようになっていきました。

 ひきこもり期間が長引くほど,外に出たり,人に会うのが億劫おっくうになっていきますから,できるだけ早い対処が必要です。

社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の人がひきこもりになったらやるべきこと10選(体験談)

 世間では「ひきこもりにならないために」とよくいわれますが,

 あくまで,ひきこもりの方やそれに近い状況の方のためにお話しいたします。

 私もひきこもり経験者で,人目が怖くてどうしようもなかったですから,安心してくださいね (^^)

 さて,ひきこもってしまうと家族以外の方と接する機会が極端に少なくなるため,人とのコミュニケーションが億劫おっくうになりがちです。

 また,誰かに「今何してるの?」と聞かれるのも答えに困りますよね。

 ひきこもり生活が長引くほど,社会復帰が困難になってしまうため,

 私自身の経験からも,ひきこっている間もできる限り社会との繋がりを残しておくことが本当に大切だと思います。

 なので,1人でもできる社会との繋がり方をご紹介しますね。

家の中でも日に当たる

 日に当たらないと元気が出ません。

 社会と繋がるにはエネルギーが必要ですから,家の中でも日に当たれるように,積極的に日光を取り入れましょう。

 遮光カーテンではなく,薄い生地のカーテンに変えるだけでも,光が透けて部屋の中に入ってきます。

 今の時代は通販で買えるので便利ですね。

散歩する

 外の空気を吸ったり,日に当たる事はとても健康に良いことです。

 早朝なら人も少なくて,清々しい気持ちになります。

 あるいは夜でも良いです。暗いので人目を気にしなくてすみます。

 安全のために,スマホのライトや懐中電灯を持参しましょう。

スタバなどのカフェに行く

 外に出る元気があれば,朝にスタバなどのカフェに通うのもおすすめです。

 読書や勉強もはかどりますし,コーヒーを飲みながらスマホ動画を見るだけでもいいです。

 人がたくさんいる空間に慣れておくことで,後に社会復帰がしやすくなります。

 店員さんに注文するやりとりも立派なコミュニケーションです。

図書館に行く

 「カフェに行く」と似ていますが,節約を考えるなら図書館がおすすめです。

 静かなところが好きなら,ゆっくり読書に打ち込むことができます。

SNSやオンラインゲームで人と繋がる

 外に一切出られないという方でも,今の時代はSNSがあります。

 Facebook,Twitter,InstagramなどのSNSで人と繋がることができます。

 知らない人とも繋がれるようなSNSはたくさんあります。

 もちろんゲームでも良いです (^^)

 暇つぶしに,チャットをするだけも孤独感をやわらげ,コミュニケーション能力を維持できます。

 SNSを通して本当の友達ができるケースもあります。

 ただし,怪しい人には気をつけてくださいね!

映画や動画を見る

 人の話し声を聞いて,人の姿を見るだけでも社会との繋がりといえます。

 とくに,ニュース番組はリアルタイムで世の中の事を知れるので非常におすすめです。

 アナウンサーの方は,プレゼンや話し方がとても上手なので,見ているだけで勉強にもなります。

 スマホやタブレットなどで映画や動画を見るのもおすすめです。

 一昔前は,DVDをレンタルしに行って,返しに行くのが面倒でよく延滞料金を請求されていました (^_^;)

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ペットを飼う

 ペットとのコミュニケーションも大切です。

 猫や鳥などは散歩に行く必要がないのでおすすめです。

 ひきこもりになってしまう方は,正義感が強い傾向にあると思いますので,

 子猫や捨て猫を保護することで,守るものができた時に本来の力を発揮することもあります。

 たとえば,保護猫の里親になることは社会貢献にもなりますし,

 散歩が苦ではなければ犬を飼うのもおすすめです。

 ただし,これから先10年,20年と最後まで大切に世話をしてあげる覚悟が必要です。

美容院や理容院に行く

 私がひきこもりだったころ,美容院に行くのが一番つらかったです。

 オシャレな人も多いですし,美容師さんから色々聞かれてしまいますし…。

 髪は伸びてしまうので,限界まで我慢してから,毎回勇気を出して行っていましたね。

 私のような苦労をしないためにも,普段からカフェや図書館に通えていれば,人のいる空間に慣れることができると思います。

カウンセリングを受ける

 病院やカウンセリングセンターに行くのが億劫おっくうな方でも,今の時代は『オンラインカウンセリング』を受けられます。

 顔を見られるのも嫌だったら,音声のみでカウンセリングをしてくれるところもあります。

 音声のみのカウンセリングなら,顔が見えないからこそ,

 深い部分まで話せるというメリットもありますし,交通費の節約にもなります。

親と積極的に話す

 いずれ社会復帰するとして,進学や就職,結婚などの大イベントが待っているかもしれません。

 忙しくなると両親と話す時間もなかなか取れなくなります。

 ひきこもり期間は,親との時間が増える貴重な時間でもあります。

 家族との会話も立派なコミュニケーションですから,

 この機会に親と話して,お互いに理解し合い,家族の絆を深めておくことも大切です。

最後に

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,「社会不安障害(SAD,対人恐怖症)の人がひきこもりになったらやるべきこと10選(体験談)」をご紹介させていただきました。

 私だけかもしれませんが,「ひきこもり」という言葉はあまり好きではありません。

 当サイトでは,分かりやすく「ひきこもり」という表現を使用させていただきますが,

 いつかもっと優しい言葉に生まれ変わったら嬉しいですね。

 立てこもりじゃないんだからさ (^_^;)

 どんな言葉なら社会の理解が広がるでしょうか。

 生きやすくなるでしょうか。

セシル

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【参考文献】

福西 勇夫 (監修) (2008) . 不安障害がよくわかる本
  主婦と生活社

福西 勇夫 (監修) (2019) . ウルトラ図解 不安障害と
  パニック——正しく理解して対応・克服する
  ためのガイド—— 法研

貝谷 久宣 (監修) (2017) . 社交不安症がよくわかる本
  講談社

木村 昌幹 (2009) . 精神科医が書いたあがり症はなぜ
  治せるようになったのか 現代書林

岡田 尊司 (2019) . 社交不安障害——理解と改善のための
  プログラム—— 幻冬舎

清水 栄司 (2014) . 自分で治す「社交不安症」 法研

山田 和夫 (監修)・山田 和惠 (監修協力) (2014) .
  図解 やさしくわかる社会不安障害 ナツメ社

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