こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀
今回は,元ひきこもりの私から「ひきこもりのメリットとデメリット」についてご紹介させていただきます。
『ひきこもり』とは??
『ひきこもり』とは,仕事や学校などの社会生活を送らず,家の中にひきこもってしまうことです。
ほとんど外出することがないか,自分の部屋からほとんど出てこないなどの場合があります。
私の場合,高校卒業と同時に18歳から20歳までひきこもり,20歳の時に大学進学を機としてひきこもりから脱したという経験があります。
経験者が語る『ひきこもりのメリットとデメリット』
ひきこもりのメリットとデメリットについて,私がひきこもりを経験して感じたことを元にご紹介させていただきます。
ひきこもりのメリット
自由な時間が増える
ひきこもりのメリットはまず自由な時間が増えることです。
毎日が日曜日ですから,自分の好きな事に時間を使うことができます。
趣味に没頭しても良いですし,資格取得や進学のために勉強をするのも良いです。
自由な時間をあなたのために使いましょう。
しんどい人間関係から解放される
ひきこもることによって,しんどい人間関係を断つことができます。
もう嫌な人と顔を合わせる必要もありません。
ひきこもりになる方は,既に人間関係で疲れきっていることも多いですから,ひきこもり期間は心の休息期間でもあります。
ストレスマネジメントとして,嫌な人たちのことは忘れましょう。
交際費の節約になる
ひきこもりは,交際費の節約になります。
ひきこもっているのですから,飲み会やイベントに参加することはほとんどありませんし,友人がいなければ遊びやデート代も大幅に削減できます。
ひきこもりの期間に節約のライフスタイルを身に付けると良いですね。
エネルギーを温存・充電できる
ひきこもり期間はエネルギーを温存・充電できます。
考える時間が山ほどあるので,今後やりたいことや目標がたくさん出てきます。
社会復帰をした際は,エネルギーが爆発するかもしれません。
やりたい事はノート等に書き溜めておきましょう。
美白効果がある
ひきこもりには,美白効果があります。
家や部屋の中にずっといるので,ほとんど日に当たることがありません。
日に当たる時間が短いために,日焼けやシミの心配がなくなり,肌は白くなっていきます。
時間もたっぷりあるため,美白のスキンケアに十分に時間をかけられますね。
睡眠時間が増える
ひきこもりの最大のメリットは,睡眠時間を十分に確保できることです。
仕事や学校で忙しさに追われ続けていた方は,この機会にたっぷりと睡眠をとりましょう。
ひきこもりは療養期間でもありますから,心と体をゆっくりと休めて労わってあげてくださいね。
ひきこもりのデメリット
自己紹介で困る
ひきこもりで困るのは自己紹介です。
ひきこもりの期間に何をしているかを尋ねられると,答えに困ってしまうことがあります。
自己紹介ができなくなってしまうと,新しい友人ができにくくなり,次第に人との関わりそのものを避けてしまうようになります。
履歴書に空白ができる
ひきこもり期間は履歴書上の空白になります。
ひきこもり期間が長いと,就職面接などの際に尋ねられて不利にはたらくことがあるかもしれません。
この点においては深刻なデメリットになりかねないので十分な対策が必要です。
運動不足になる
ひきこもりは運動不足になりやすいです。
家や部屋の中にずっと閉じこもっていると,必然的に運動量が減ってしまいます。
運動不足を解消するためには,家の中で筋トレやヨガをしたり,外に出れるのなら散歩やランニングをするのがおすすめです。
コミュケーション力が衰える
ひきこもり期間が長いと,コミュニケーション力が衰えてしまいます。
人との関わりそのものがコミュニケーション力を養う機会ですから,それを失う事によって,コミュニケーション力が衰えてしまいます。
できれば,ひきこもり期間も家族やSNS,オンラインゲームでも良いので,多くの方と会話することをおすすめします。
世間とズレてしまう
ひきこもり期間が長いと,流行や最近の傾向に疎くなります。
テレビやインターネットを通して情報を収集することはできますが,どうしても同世代の人たちとの常識やノリを共有できないということがあります。
私は大学進学を機にひきこもりから脱しましたが,最初はとても苦労しました。
言葉遣いやその場のノリなどが噛み合わないことがあり,勉強する毎日でした。
服役囚の方が出所後に世の中の変化やギャップに驚くという話に似ていますね。
ですが,こちらもコミュニケーション力と同様に,人と接し続けることで自然と適応していけるようになりますから安心してくださいね。
世間体が良くない
つらいことですが,ひきこもりは世間体があまり良くありません。
私自身も何度もひきこもりの方を馬鹿にするような場面に遭遇したことがありますし,差別用語のように「ひきこもり」という言葉を使う方もおられました。
私は,ひきこもり中は近所の目を気にしていましたし,何より見下げられるのが怖かったです。
時代とともに少しずつ理解が広がっていくかもしれませんが,世間はひきこもりやニートに対して,あまり良いイメージをもっていないというのが現状です。
髪の毛が伸び放題になる
ひきこもり中は髪の毛が伸び放題になります。
私は髪の毛を自分で切ることに抵抗があったため,ギリギリまで伸ばしてから美容院に行きました。
常に清潔を心がけていましたが,髪は長くボサボサで,ひきこもり中は表情も暗かったため,美容師さんにどう思われているのだとうと不安に思っていました。
ヘアスタイルや男女差によっても変わるかもしれませんが,自分で自分の髪の毛を切ることに抵抗がない方は自分で,家族がやってくれる方は家族にお願いするのもの良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は,元ひきこもりの私の経験談を元に「ひきこもりのメリットとデメリット」についてご紹介させていただきました。
ひきこもりのメリットを最大限に活かすこともできますし,デメリットを把握して対処方法を考えることもできます。
もちろん,人によって感じ方はそれぞれですから,他にもメリットやデメリットがあるという方はコメント欄で教えていただけましたら幸いです。
本記事がひきこもりの方や,ひきこもりのお子さんを抱える親御さんの役に立ちましたら幸いです。
この記事が気に入ったらぜひシェアしてくださいね🍀
\ 精神疾患や障碍のある方のための『就労移行支援』/
\ 通信制高校のパンフレット無料請求はこちら!/
\ 不登校のお子さんを支援するサービスはこちら!/
\ おすすめの『カウンセリング』はこちら /
コメントを書いてみよう (^○^)