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『うつ病』と『不安障害』はどっちがつらい??(体験談)

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セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

 今回は,「『うつ病』と『不安障害』はどっちがつらい??(体験談)」についてお話しさせていただきます。

目次

『うつ病』と『不安障害』はどっちがつらい??(体験談)

 私は『うつ病』『不安障害』の両方を経験しました。

 正確には,『不安障害』の治療中に『うつ病』を併発してしまったという形です(※診断名は「不安障害」と「反復性うつ病性障害」)。

 まず,大前提として,どちらもつらかったですし,それぞれ程度によっても個人差があります。

 また,人によって不安に感じるものが違ったり,うつの症状も人それぞれ違うと思います。

 あくまでも私の “体験談” として,参考にしていただけましたら幸いです🍀

『うつ病』と『不安障害』はどっちがつらい??(体験談)

 最初に結論を言うと,『うつ病』のほうがつらかったです(泣)

 『うつ病』の頃は,社会生活はおろか,お風呂に入ったり,ドライヤーで髪の毛を乾かしたりなどの日常生活の動作が全くできなくなりました。

 ほとんどベッドから起き上がることができず,生きていくために必要最低限なことを頑張って頑張ってなんとかこなすという状況でした。

 毎日のように「死にたい」と口からこぼれるほどつらかったので,『うつ病』頃が一番つらかったですね。

『うつ病』のつらさ(体験談)

 上でも述べましたが,『うつ病』は社会生活だけでなく,日常生活も著しく損なうものでした。

 『うつ病』の頃の私は,ほとんどベッドから起き上がることができず,家事や掃除もできなくなり,部屋は散らかり放題で,あらゆる物に埃がかぶっていました(汗)

 「なんとかしなきゃ」という焦る気持ちばかりが大きくなっていくのですが,活動するために必要な気力が完全に失われていました。

 お風呂に入るだけでも本当に大変なことで,5日に1回ほどしかお風呂に入れない時期もありました。

 とにかく動くことがほとんどできなくなり,毎日「死にたい」と思いました(泣)

 あれほどつらい日々はなかったですね。

 今では『うつ病』の症状は寛解しておりますが,私の場合,毎日お風呂に入れるかどうかが自分の心の状態を知る重要なバロメーターとなりました。

『不安障害』のつらさ(体験談)

 『不安障害』には,さまざまな種類がありますが,私は『社会不安障害(SAD,社交不安障害)』でした。

 私の場合,主な症状は「スピーチ恐怖」,「赤面恐怖」,「振戦恐怖」,「対人恐怖」などでした。

 とくに「スピーチ恐怖」が最大の苦しみでした。

 ただ,発表やプレゼンテーション,初対面の人に電話する時などの社会生活には著しい支障を来していたのですが,日常生活への支障はありませんでした。

 それが『うつ病』のほうがつらかったという理由ですね。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,「『うつ病』と『不安障害』はどっちがつらい??(体験談)」についてお話しさせていただきました。

 私にとって,『不安障害』も『うつ病』も本当につらいものでしたが,何もできなくなるという意味で『うつ病』の方がつらかったですね。

 主治医の先生からも「うつ病で障害年金が通ることはあっても,不安障害では通りにくい」と聞いたことがあり,社会的にも『うつ病』のほうが『不安障害』よりも重い病気として認識されているように感じます。

 ただ,『不安障害』の方は『うつ病』を併発しやすいと言われています(山田・山田, 2014)。

 私と同じように『不安障害』の方は,悪化させないためにも,できる限り早く対処されることをおすすめいたします🍀

セシル

最後まで読んでくださりありがとうございました🍀

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【参考文献】

福西 勇夫 (監修) (2008) . 不安障害がよくわかる本
  主婦と生活社

福西 勇夫 (監修) (2019) . ウルトラ図解 不安障害と
  パニック——正しく理解して対応・克服する
  ためのガイド—— 法研

貝谷 久宣 (監修) (2017) . 社交不安症がよくわかる本
  講談社

木村 昌幹 (2009) . 精神科医が書いたあがり症はなぜ
  治せるようになったのか 現代書林

岡田 尊司 (2019) . 社交不安障害——理解と改善のための
  プログラム—— 幻冬舎

清水 栄司 (2014) . 自分で治す「社交不安症」 法研

山田 和夫 (監修)・山田 和惠 (監修協力) (2014) .
  図解 やさしくわかる社会不安障害 ナツメ社

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