こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀
今回は,「『弱者男性』とは?? 男性の厳しすぎる現実」についてお話しさせていただきます。
『弱者男性』とは?? 男性の厳しすぎる現実
『弱者男性』とは??
『弱者男性』とは,「日本社会のなかで独身・貧困・障害など弱者になる要素を備えた男性たち」のことを指すネットスラングです(現代ビジネス,2021)。
差別的に用いられる言葉でもありますが,『弱者男性』を自称していたり,晩婚化や孤独死の要因として分析されることもあります。
『弱者男性』は,とくに大人の恋愛市場において非常に不利であり,未婚率が高く,幸福度が低いことが分かっています。
『弱者男性』は孤立する!?
『弱者男性』は,孤立しやすい現状があります。
『弱者男性』であるがゆえに自信をもてず,自己紹介ができないということもあります。
また,そもそも男性は周囲から警戒されやすいために,慎重な行動が求められます。
たとえば,電車で席が空いていても女性の隣はなるべく避けますし,不用意に子どもに近づくことはできません。
男性が孤立化しやすいのは,男性のコミュにケーション力だけの問題だけではなく,人間の本能や文化などによる社会的側面も強いのです。
女性も非常に過酷
『弱者男性』という言葉はよく見かけるのですが,『弱者女性』という言葉はほとんど聞いたことがありません。
そもそも,強さを求められる男性だからこそ『弱者男性』という言葉が成立するのかもしれませんし,女性は弱いということが必ずしも弱点とは限りません。
しかし,女性にも非常に厳しい世の中です。
歴史的に見ても,「容姿」や「年齢」においては,女性は男性よりはるかに厳しい評価を受けます。
昨今では,女性の社会進出も目覚ましく,就労していないことによるコンプレックスを抱えている女性も少なくありません。
ただし,男性よりは世間の風当たりが比較的優しく,若い女性はチヤホヤしてもらえることがあります。
男性の場合は,若くてもモテない男性はずっとモテず,他者から優しくされた経験が全くないという方も珍しくありません。
ゆえに,男性の自殺者数は女性の約2倍なのかもしれませんね(警察庁,2022)。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は,「『弱者男性』とは?? 男性の厳しすぎる現実」についてお話しさせていただきました。
強者にこそ,弱者に優しい社会であってほしいですが,
私の経験上,本当の意味で弱者に優しくできるかどうかは,弱者の経験があるかどうかだと思います。
「親ガチャ」という言葉もあるように,最初から強者である人に,本当の弱者の気持ちは分からないと思います。
たとえ強者になっても,人の気持ちが分かる人間でありたいですね🍀
私自身も『弱者男性』だと思います。
30代独身で,仕事はしているものの,まだまだ低収入で,実家暮らし・車無しの「子ども部屋おじさん」だからです(汗)
少しでも力をつけて,老若男女問わず,生きづらさを抱えている方々を支援できるようになりたいと思っております。
この記事にご共感いただけましたら,シェアをよろしくお願いいたします🍀
\ おすすめの『カウンセリング』はこちら /
\ 精神疾患や障碍のある方のための『就労移行支援』/
【引用文献】
警察庁 (2022) . 令和3年中における自殺の状況
厚生労働省自殺対策推進室 警察庁生活安全
局生活安全企画課 Retrieved from https://
www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu
/R04/R3jisatsunojoukyou.pdf
(2023年9月19日)
現代ビジネス (2021) . 日本の被差別階級「弱者男性」
の知られざる衝撃実態…男同士でケアすれ
ばいいのか 講談社 Retrieved from
https://gendai.media/articles/-/83163
(2023年9月19日)
コメントを書いてみよう (^○^)