こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀
(※写真は1歳の頃の私です)
はい,私は『アダルトチルドレン』です (^_^;)
写真は,父のお葬式の日に撮られた1歳半のセシルです。
今回は,「『アダルトチルドレン(AC)』な私(体験談)」についてお話しさせていただきます。
『アダルトチルドレン』とは??
『アダルトチルドレン(Adult Children)』とは,『AC』と略され,たとえば「アルコール依存症家族」や「機能不全家族」で育った子どもが成人していることを総称する特性のことです(緒方, 1996 ; 塚原・新山・笹野, 2005)。
「アルコール依存症家族」は文字通りですが,「機能不全家族」はちょっと分かりにくいですよね (^_^;)
「機能不全家族」とは,子どもの頃に,親から虐待を受けていたり,両親が喧嘩ばかりしていたり,ひとり親世帯や親が病気であるために家庭内に問題を抱えている家族のことを指します。
『アダルトチルドレン』の方は,子どもの頃のトラウマが原因で,大人になってからも情緒が不安定になりやすく,他者への承認欲求が強い傾向があります。
ただし,『アダルトチルドレン』はあくまで特性であり,病気ではありません。
『アダルトチルドレン(AC)』な私(体験談)
私は『アダルトチルドレン』です (^_^;)
1歳の頃に,父を病気で亡くしたため,母が働きに出て,私は2歳から10歳までの間,ほとんど親戚の家に預けられて過ごしました。
子どもの頃に,父はもちろん,母と過ごした思い出もほとんどありません。
預けられていた家では,いつも肩身が狭くて,いじめや虐待を受け続けていました。
母に助けを求めたくても,父が亡くなってから母は精神的に衰弱してしまったようで,何度も私に「一緒に死のう」と誘ってきました。
案の上,私は『不安障害』を発症しました (^_^;)
『アダルトチルドレン』の方は,『うつ病』や『不安障害』などの精神疾患を発症しやすいと言われています。
「そらそうだろ」と思いました(笑)
現在,私は30代であり,まさに『アダルトチルドレン』です!
いくらかマシになったとはいえ,やっぱり親からもらえなかった「愛情」や「承認」を誰かに求め続けている自分がいるのを感じます。
最後に
「私はこのままずっとアダルトチルドレンなのかなあ」と時々思うことがあります。
でもいくらかマシになったのは,失敗を繰り返しながらも人間関係を構築していったことと,
自分の夢に打ち込んで一定の成果を上げたからだと思います。
イメージで言えば,他者に100%依存していた頃から,他者30%・自分70%のような依存状態になりました (^^♪
『アダルトチルドレン』は病気ではないため,確立された治療方法はまだありませんが,
両親や家族に恵まれなかったのなら,別の人間関係だけに依存先を求めるのではなく,自信をつけて自分自身を依存先にすることで,心が安定していくと思います。
生い立ちは人それぞれ違いますが,ほんの些細なことから少しずつ始めていきましょう🍀
「アダルトチルドレンな私」は「アダルトチルドレンなあなた」を応援します (^^♪
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【引用文献・参考文献】
発達障害のキホン (2023) . アダルトチルドレン
(AC)とは? 診断や症状,特徴など
/専門家監修
LITALICO発達ナビ 発達障害ポータルサイト
Retrieved from https://h-navi.jp/column/
article/35026768 (2023年7月13日)
緒方 明 (1996) . アダルトチルドレンと共依存
誠信書房
塚原 貴子・新山 悦子・笹野 友寿 (2005) . アダルト
・チルドレン特性と対人関係でのストレスの
自覚の程度との関係
——看護学生と他学科学生との比較——
川崎医療福祉学会誌, 15 (1), 95-101.
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