こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀
私は,約30年かけて『社会不安障害(SAD)』を克服することができました (^^♪
今回は,「抗うつ薬を断薬して “離脱症状” に苦しんだ話(体験談)」についてお話しさせていただきます。
あくまで個人の体験談ですが,誰かの参考になりましたら幸いです🍀
抗うつ薬を断薬して “離脱症状” に苦しんだ話(体験談)
私は,以前『不安障害』の治療のために,ジェイゾロフト,イフェクサー,トリンテリックスなどの抗うつ薬を服用していました。
そのなかで,私が初めて服用した抗うつ薬である「ジェイゾロフト(セルトラリン)」を断薬する際に,”離脱症状” が出てしまい,非常に苦しい思いをしたことがあります。
私は,ジェイゾロフトを約2年間服用して,『不安障害』の症状が軽減され,苦手なプレゼンなどもできるようになったので,主治医の先生と相談して,抗うつ薬を断薬することにしました。
抗うつ薬を断薬する際は,「はやく薬をやめたい」という一心で,2週間程度で減薬していき,完全に断薬しました。
すると,抗うつ薬の離脱症状が出てしまい,強い頭痛がするようになって,常にムシャクシャするような状態で,イライラが止まりませんでした。
体が勝手に動き出してしまいそうなくらいの状態になったため,主治医の先生に相談して,ジェイゾロフトを再度服用して,減薬および断薬のペースを緩やかにすることにしました。
主治医の先生は「抗うつ薬は,早くても2~3カ月,あるいはそれ以上の時間をかけて,緩やかに減薬していくもの」だと,私にやさしく教えてくれました。
主治医の先生いわく,「2年間も抗うつ薬を飲んでいたため,体はそれが普通の状態だと思っている」ということでした。
それが断薬によって,急になくなってしまうことで,離脱症状が出てしまったのです。
いきなり0に断薬したわけではないですが,「薬をやめたい」という焦りから,結果的に断薬のペースが早かったのですね。
私は,再び 抗うつ薬を服用し始め,まずは2日おきに1回,3日に1回,4日に1回服用するというペースで緩やかに減薬していき,2カ月以上の時間をかけて完全に断薬しました。
今度は,離脱症状が出ることなく断薬することができました (^^♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は,「抗うつ薬を断薬して “離脱症状” に苦しんだ話(体験談)」についてお話しさせていただきました。
抗うつ薬を断薬する際は,私と同じように「薬をやめたい」という気持ちが強くて,焦ってしまうかもしれません。
でも,離脱症状が出ることで,苦しい思いをしたり,社会生活に支障を来してしまうリスクがあります。
なので,主治医の先生とよく相談して,焦らず慎重に減薬していくことをおすすめいたします。
本記事が誰かの役に立ちましたら幸いです🍀
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【参考文献】
福西 勇夫 (監修) (2008) . 不安障害がよくわかる本
主婦と生活社
福西 勇夫 (監修) (2019) . ウルトラ図解 不安障害と
パニック——正しく理解して対応・克服する
ためのガイド—— 法研
貝谷 久宣 (監修) (2017) . 社交不安症がよくわかる本
講談社
木村 昌幹 (2009) . 精神科医が書いたあがり症はなぜ
治せるようになったのか 現代書林
岡田 尊司 (2019) . 社交不安障害——理解と改善のための
プログラム—— 幻冬舎
清水 栄司 (2014) . 自分で治す「社交不安症」 法研
杉田 尚子 (編)・諏訪 太郎 (編) (2020) . 精神科の薬
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村井 俊哉 (監修) メディカ出版
山田 和夫 (監修)・山田 和惠 (監修協力) (2014) .
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