
🍀こんにちは,心理学を専門に研究しているセシルです🍀
近年,退職代行サービスが注目を集めています。
しかし,一部では「退職代行を使うなんてクズだ」といった否定的な意見も見受けられます。
ですが,それは本当に正しい見方でしょうか?
今回は,退職代行が決して「クズ」ではなく,むしろ合理的な選択肢である理由を解説します。
退職代行を使うのはクズなのか? 世間の評価と真実を徹底解説
退職代行に対する世間の声

SNSを調査したところ,退職代行サービスの利用については賛否あるようです。
X(旧Twitter)で投稿されていた意見をいくつかご紹介させていただきます。
自殺か逃亡かの2択しかないと思ったけど,退職代行サービスがある。
退職代行てクズ製造機だよね。
退職代行が悪いというかその原因を作ってるブラック企業の自分達に非がある自覚が無いのが問題。
そんなクズは経営者側は仮に人手に困っててもいらないよね。
「逃げじゃない,前に進むの。退職代行を使ってもクズじゃない」
息苦しい職場から離れたいと思うのは当然。「退職代行=逃げ=クズ」という方程式は大間違い。自分の人生と向き合ってるんだから勇気ある選択だと私は思う。心の負担を軽くして次のステップに進めるために必要な手段なの。
退職代行って。なに甘えたことしてるん?自分のことは自分でやる。
就活したのは本人なんやから辞めるときも自ら責任持ってやらんとあきまへん。まあ,こんなクズがこれからの日本を背負っていくと思うと日本は確実に沈むな!
「退職代行を使う人はクズ」という批判,わかる。でも,不倫の別れ話ですら,弁護士に頼む人もいます。「自分が悪い」と理解したとして,それでも「他人任せ」の方が円満に進む場合があるのです。”不倫” と “退職代行される職場” の背景には「関係性の不健全さ」があります。
退職代行サービスを利用することについて,「肯定的な意見」と「否定的な意見」をご紹介させていただきましたが,SNSでは意外にも “肯定的な意見” のほうが圧倒的に多かったです。
また「否定的な意見」の投稿には,ほとんど必ずと言ってよいほど,誹謗中傷や暴言,モラハラチックな文面が含まれていました。
もしかすると,日常的にハラスメントをする高圧的な人たちが退職代行を否定する傾向があるのかもしれませんね。
退職代行を使うことは「クズ」なのか?

「退職代行を使うなんて無責任だ」という意見を聞くことがあります。
しかし,これは一面的な見方です。
そもそも,退職は労働者の権利 であり,どのような方法で退職するかは個人の自由です。
重要なのは「自分がどうしたいか」という点を優先することです。
退職代行を利用することで,長期間悩んだ末に精神をすり減らしてしまうのではなく,速やかに新しい人生へ踏み出せます。
これは決して無責任な選択ではなく,自分の人生を大切にする行動です。
仕事を辞めにくいのは日本社会の問題

ハラスメントが横行していたり,労働法を遵守していないブラック企業は論外ですが,ブラック企業でなくても退職しにくい職場の雰囲気があります。
退職どころか,休職はおろか,職場に迷惑をかけてしまうと思って,1日休むことすら躊躇われることがあります。
本来,誰が辞めようが休もうが,その代わりがいないのは労働者ではなく会社側の責任です。
人員を確保するのも配置するのも会社側の権利と都合で行われるものだからです。
民間企業であれ公務員であれ,どんどん人員が削減されて,ギリギリの人数で運用している職場が非常に多くなっており,職種によってはワンオペの勤務もあります。
ゆえに,辞めにくく,有休も取りづらい雰囲気が作られ,従業員の責任感に依存する風潮が日本社会にはあります。
従業員が十分にいれば,退職を申し入れやすいですし,上司から無理に引き留められることも減るはずです。
日本社会において,全ての労働者の権利を正しく守るためにこそ,退職代行サービスが必要なのです。
私が友人の退職を代行したエピソード

以前,私は,友人の退職を代行したことがあります。
友人が勤めている職場は,仕事を辞めたくても,辞めさせてもらえないブラックな職場でした。
友人は,パワハラやモラハラを毎日のように受け続け,何年か働いた後に職場に行くことができなくなり,私に泣きついてきました。
友人を一生懸命に励まして,せめて退職届を出しに行くように説得しましたが,友人は睡眠時間もまるでなかったようで,正常な思考力も失っており,職場からの電話にも出ることができないほど恐怖に怯えていました。
そのような事情があって,私が職場の上司と交渉することになりました。
職場の上司や先輩の方々と話しましたが,はっきり言ってまともではありませんでした。
厳しいとか,ブラックというより,単純に乱暴で横柄な子どもが社会人になり,権力をもっているような状態でした。
「社会を舐めるな」という風潮に酔いながら労働法を舐めていて,人権感覚が完全に欠如しているサイコパス上司でした。
上司らとの交渉では,差別発言や友人を見下げた言動が溢れ,このまま友人と上司を無理やり引き合わせても,うつ状態が深刻化するだけだと分かりました。
上司らには,私が何度か対応した後,最終的に私が退職の旨を伝えて,友人の代わりに「退職願い」を職場に郵送しました。
まさに「退職代行ボランティア」でしたね(笑)
その後,その職場は友人の積み立て金のほとんどを横領し,私物も使えそうな物は一切返還しませんでした。
本当にクソのような職場でしたね (^_^;)
そんな経験をしてからは,仕事を辞めたくても,何らかの事情で自身で退職の手続きを行うことが難しい場合は,『退職代行サービス』を利用するのが賢いと確信しました。
友人は退職後,少し休んだ後に,新しい会社に転職し,現在も立派な社会人を続けています🍀
退職代行は賢い選択,決してクズじゃない!

『退職代行』とは,退職の意思を伝えることが難しい人に代わって,専門の業者が円満退職をサポートするサービスです。
以下のメリットがある人にとって,“退職代行は賢い選択” となります。
職場の上司や同僚と会うことなく退職したい

これが一番のメリットかもしれません。
上司に退職の相談をすると,説得されて辞めさせてもらえない,しばらく辞めさせてもらえない,辞めるまで嫌味やハラスメントを受けるということは避けたいですよね。
話の通じない高圧的な上司もたくさんいます。
退職代行サービスを利用すれば,会社への出社や連絡は不要で,退職届の提出や貸与品の返却も郵送でOKです。
職場の上司や同僚と会う必要はありません。
時間と労力を無駄にしたくない

退職に伴う悩みをスピーディーに解決したい方にとって,退職代行は賢い選択となります。
辞めることを伝える時期に気を遣ったり,「退職を申し出る場合は,○カ月以内に…」のような社内規定に時間を奪われる必要もありません。
エネルギーを今後のために使いたい

心も体もエネルギーは有限です。
退職でエネルギーを消耗して,他のことができなくなってしまうのは大損です。
退職代行を利用して,悩むための時間と退職手続きにかかる労力を浮かせて,転職活動やメンタル回復のためにエネルギーを使うのは非常に賢い選択です。
退職について相談したい

退職に関わる知識が不十分であったり,退職の手続きに不安がある場合,退職の専門家がサポートしてくれることで安心して次のステップに進めます。
退職までのスケジュールや流れ,退職届の書き方や提出方法,離職票や源泉徴収の受け取り方などを教えてもらえます。
各種提出物についても弁護士監修のテンプレートを用意している退職代行サービスも多く,ほとんどの場合,すべて代行費用に含まれており,追加料金は一切不要です。
電話やメールだけでなく,LINEで無料相談を受けてくれるサービスも増えています。
自分の心を守りたい

職場の人間関係や環境が合わず,精神的に追い詰められている人にとって,退職を伝えること自体が大きな負担になり得ます。
仕事を辞める前から,既に精神を病んでいる場合は,退職の手続きによって,さらにメンタルダウンしてしまう恐れがあります。
あなたの精神的負担を軽減して,メンタルの悪化を最小限に抑えるためにも『退職代行サービス』を利用することは賢い選択といえます。
有給休暇を消化してから退職したい

有休を消化したうえで退職できるように交渉してくれる退職代行サービスも多いです。
会社の給料が手渡しの場合でも,振り込んでもらえるように伝えてくれたり,有休消化についても確認してくれます。
もちろん,丁寧に交渉しても,会社側が対応してくれない可能性はありますが,有休をとることも労働者の権利ですから相談して損はないと思います。
有休をとったうえで退職できれば,事実上の退職は即日でも,有休分の給与がもらえますから,退職代行サービス費用をかけることで,むしろプラスになる可能性もありますね。
確実に退職したい

退職を申し出ても拒否されるケースが多々あります。
多くの退職代行サービスが退職成功率100%の実績を公開しており,確実な退職が期待できます。
万が一,退職できなかった場合は,支払った費用の全額返金を保証している退職代行サービスも非常に多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は,「退職代行を使うのはクズなのか? 世間の評価と真実」について解説させていただきました。
退職代行は,労働者が自分を守るためのツールの1つであり,決してクズではありません。
人の邪魔ばかりしている人たちの声に惑わされることなく,自分にとって最善の選択をしてください🍀

あなたの人生をより良い方向へ導くために,退職代行という選択肢を前向きに考えてみてはいかがでしょうか🍀
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