僕は弱者男性です (^_^;)

幼少期のセシルの写真
\ この記事が気に入ったらシェアしてください!/
セシル

こんにちは,心理ブロガーのセシルです🍀

 今回は,「僕は弱者男性です (^_^;)」についてお話しさせていただきます。

(※本ブログは,『弱者男性』に対する差別や偏見を助長するものではなく,また女性蔑視を助長するもではありません。あくまで,これまで焦点が当たらなかった「『弱者男性』への理解や支援が広がってほしい」という思いから,自身を題材としてご紹介させていただいております)

目次

僕は弱者男性です (^_^;)

『弱者男性』とは??

 『弱者男性』とは,「日本社会のなかで独身・貧困・障害など弱者になる要素を備えた男性たち」のことを指すネットスラングです(現代ビジネス,2021)。

 差別的に用いられる言葉でもありますが,『弱者男性』を自称していたり,晩婚化や孤独死の要因として分析されることもあります。

 『弱者男性』は,とくに大人の恋愛市場において非常に不利であり,未婚率が高く,幸福度が低いことが分かっています。

私が『弱者男性』である要素(スペック)

 私は『弱者男性』です。

 私の『弱者男性』である要素やスペックをご紹介しながら,『弱者男性』の特徴についてお話しさせていただきます。

職業・社会的地位

 私の職業は『ブロガー』です。

 『ブロガー』とは,WebサイトやSNSを通して,自身の知識や体験談を元に作成した記事を発信したり,おすすめの商品やサービスなどをご紹介する仕事であり,クリエイターの一種です。

 「社会的地位はあるか?」と問われると,全くありませんし,リアルで「ブロガーです」と自己紹介することはまずありません(笑)

 リアルでは,Webサイトを作って運営しているので,「IT関係」「フリーランス」と言ったりします。 

 高収入のブロガーになれば,社会的に認められるかもしれませんが,私はまだまだ “底辺ブロガー” です。

 また,心理学の研究活動を続けているので,たまに研究関係のアルバイトをすることもあります。

経済力(低収入)

 収入はまだまだ低く,経済力は全くありません。

 結婚相談所なら,登録すらさせてもらえないレベルでしょうね(汗)

 「経済力がない」ということが,最も私が『弱者男性』であることを認識させられるスペックです。

 もっとブログを頑張って,多くの人の役に立って,高収入になりたいと思います (^_^;)

年齢

 私の年齢は,30代のおじさんです。

 年齢そのものが『弱者男性』の要素にはならないのですが,全ての要素に「30代で…」という前提がつきます。

 これからどんどん歳をとる一方ですし,恋人もいないので,ずっと1人ぼっちかもしれませんね(泣)

 40代になっても今と同じ状況であれば,より『弱者男性』の色が濃くなります。

セシル

 実年齢よりも若く見られることは多いので,おじさんでありつつも,清潔感や身嗜みだけはしっかりし続けたいですね (^_^;)

独身

 『弱者男性』として認識するのに,経済力に次ぐ大きな要素は「独身である」ということです。

 私は独身で,結婚歴もありません。

 「結婚したかったのに,結婚できなかった」という意味で,自尊心は低くなっていますし,恋愛や婚活の市場では私は無価値だと自覚しています (^_^;)

 ただし,既婚者の方でも自尊心が低く,『弱者男性』を自認している方はたくさんおられます。

 また,時代も変わり,より多様性が認められる社会になってきたので,「結婚をしない」という選択もそれぞれの幸せの形として認められるようになってきました。

実家暮らし

 はい,私は,実家暮らしの『子ども部屋おじさん』です (^_^;)

 『子ども部屋おじさん』=『弱者男性』ではありませんが,母と2人で暮らしていることを冷ややかな目で見られることもあるのが事実です。

 たしかに,経済力があれば,自分の家を建てたり,賃貸の費用も負担にならなかったですね。

 でも,私は母子家庭で育ったため,母のために力仕事やPCの設定をしたり,保護猫たちの世話や介護も毎日2人で協力しているので,『子ども部屋おじさん』でも良いと思います。

 様々な家庭の事情がありますし,『子ども部屋おじさん』でも,『子ども部屋おばさん』でも全然良いと思いますよ。

ひきこもり?

 現在,私は『ひきこもり』ではないと思っていますが,自宅で仕事をしているので『ひきこもり』に近い生活をしています。

 近所の人から見れば,『ひきこもり』だと思われているかもしれませんね (^_^;)

 外出は,たまにカフェで仕事をしたり,動物病院に行ったり,用事を済ませるぐらいで,1日に1度も家から出ない日もあります。

 愛猫の治療と介護のために「半日以上家を空けることができない」という事情もあります。

車なし

 私は,車の免許はもっていますが,車はもっていません。

 私は,母子家庭で育ち,経済的な理由で家に車があったことがないので,車のないライフスタイルが染みついています。

 なので,車がないことを苦に感じることはあまりないのですが,恋愛や婚活市場では「車なし」という要素も低スペックの1つとして見られる傾向があります。

恋人なし・友達少なし

 現在,私は,恋人がおらず,友達もほとんどいない “ぼっち” です。

 このことも『弱者男性』を自認することに強く貢献しています。

 友達がたくさんいる人に対してコンプレックスを感じたり,「自分は人望がないなあ」と痛感する日もあります。

 ただ,私はみんなでワイワイ騒ぐのが苦手なので,友達がたくさんいるよりも,少数精鋭を大事にしていきたいと思います (^_^;)

コミュ力が低い

 私は,人見知りで,コミュニケーション能力が低いです。

 コミュ力の低さも『弱者男性』の要素の1つです。

 コミュ力の高い人は,男女問わず,笑顔いっぱいで,周りと接していて,友達が多いイメージですね。

 私は,研究では学会発表やプレゼンをするのですが,プライベートでは人見知りで,非常に仲の良い人の前ではよくしゃべるタイプです (^_^;)

精神疾患

 とてもつらいことですが,精神疾患があることも『弱者男性』として自他に認識される大きな要素になります。

 私は,以前,『不安障害』と『うつ病』で闘病していました。

 現在では,さまざまな経験や治療を経て,病気を克服し,抗うつ薬も完全に断薬することができています。

 しかし,何年か病気に苦しみ,社会生活に支障をきたしてしまったので,履歴書には空白期間がありますし,精神を病んでいる頃に,恋人も友達も離れていきました。

 とくに,日本は,一度 社会のレールから外れてしまうと戻りにくい社会ですし,私には「新卒採用」や「第二新卒」のカードももうありません。

 また,『うつ病』は再発しやすい病気ですし,『不安障害』も克服したとはいえ,『HSP』という個性(気質)は残ります。

 世間の風当たりは,精神疾患を抱える男性に対して,非常に冷たいですし,男性のほうが治療を受けづらかったり,精神疾患であることを告白しにくいという傾向があります。

 私も,自身のブログを通して,精神疾患への差別や偏見をなくすことに貢献したいと思っています。

私が『弱者男性』ではない要素(スペック)

 世の中には,私よりも,もっともっと大変で苦しい思いをされている方々がたくさんおられます。

 なので,私が『弱者男性』ではない要素,スペックについても検討してみました。

高学歴(心理系大学院卒)

 「低学歴」であることも『弱者男性』の要素として捉えられていることが多いです。

 私は,高校卒業後,2年間の『ひきこもり』を経て,無名大学に進学しました。

 ですが,大学院は国立大学を修了しているので,一応「高学歴」になると思います(※奨学金を借りていたので,現在も返済中です)。

 しかし,決して経歴的にエリートではありませんし,仕事もブロガーがメインですから,学歴を活かした仕事には全く就けておりません。

 現在は,専門の『心理学』を活かしてブログ発信しており,研究関係の仕事やアルバイトをすることもありますが,正規の大学教員や研究員になれなければ,研究だけで食べていくことは非常に困難です。

ルックス(容姿)

幼少期のセシルの写真
幼少期のセシル

 ルックスはというと,自分で言うのも変ですが,容姿に大きなハンデを抱えてはいないと思います (^_^;)

 身長は173cmで平均程度ですし,学生時代には,友人から「イケメン」「ジャニーズ系」と褒めてもらえたことが何度かありました(※もちろん,お世辞かもしれません)。

 私も容姿のコンプレックスはたくさんありますが,『弱者男性』を自認する方々には,容姿に大きく自信を奪われている男性が非常に多いのも事実です。

 たとえば,太っていたり,若くして薄毛に悩んでいたりなど,容姿に自信のない男性は非常に多いのです。

 現在の恋愛や婚活市場では,男性が容姿に優れることも強力なスペックになりますから,容姿にハンデを抱える男性が『弱者男性』を自認してしまう傾向があります。

 最近では,男性アイドルや人気俳優の方々がたくさん活躍していて,きれいな顔立ちで,スタイルも良くて,女性からもの人気もすごいですよね。

 イケメンの男性が,SNSに自撮り写真をアップして,たくさんの “いいね” がつくこともあり,その一方で,自信を失っている男性も少なくありません。

恋愛経験

 『弱者男性』の要素として,「恋愛経験が全くない」ということがあげられます。

 たとえば,独身で,異性と交際したことがない,ほとんど異性と話したことがない,ということも『弱者男性』を自認する要素になる傾向があります。

 私は,大学進学後,「恋愛」や「同棲生活」を経験することができたので,幸いにも恋愛経験はあります。

 ただ,中高は男子校出身で,20歳までほとんど女性と接したことがなく,それがとてもコンプレックスだったので,痛いほど気持ちが分かります。

 恋愛経験がないことがコンプレックスであるという方には,出会いの場を広げたり,意中の相手に声をかけたりして,一歩前進することができたら嬉しいですね (^^♪

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 今回は,私自身を例にして,『弱者男性』についてご紹介させていただきましたが,『弱者男性』となる要素は他にもたくさんあると思います。

 世の中には,さまざまなマイノリティの要素がありますし,生まれ持ったハンデや事故で障碍を負われた方もおられます。

 また,社会では『強者男性』に見られる男性でも,会社や学校の組織内において,いじめやハラスメントの被害に苦しんでいるという場合もあります。

 男性は女性よりも助けを求めにくい傾向があり,性格や文化の影響もありますが,実際に助けを求めても支援が受けられない,またはより苦しむことさえあるのが現状です。

 とくに,男性の心の問題おいては,弱音を吐くと,叱られたり,見下げられたりすることもありますし,人前で泣けば「男のくせに」として笑い者にされてしまうこともあるでしょう。

 決して,ひねくれているのではなく,世の中には『弱者男性』と呼ばれる方々がたくさんいて,その厳しすぎる現実を知ってほしいと思います。

 男性は女性よりも「可哀そう」と思ってもらえることが少ないのですが,男性にも “心” があるのです。

 冷たくされ続ければ,心は傷つきます。

 私も頑張り続けますが,『弱者男性』にも優しい社会になってほしいですね🍀

セシル

 私は,心理学の研究活動を続けながら,ブログで成功し,力をつけて,『弱者男性』あるいは『弱者女性』と呼ばれ,生きづらさを抱えている方々を支援していけるように頑張り続けます🍀

\ ポチッと応援をお願いします!/

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 社会不安障害へ
にほんブログ村

\ おすすめの『カウンセリング』はこちら /

\ 精神疾患や障碍のある方のための『就労移行支援』/

【引用文献】

現代ビジネス (2021) . 日本の被差別階級「弱者男性」
  の知られざる衝撃実態…男同士でケアすれ
  ばいいのか 講談社 Retrieved from
  https://gendai.media/articles/-/83163
  (2023年9月19日)

\ この記事が気に入ったらシェアしてください!/
目次